未来へライト Up!

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その後、もう今度こそ息をひきとるのかもと
思いながらもまだやり残したことがあるかのように
ムーンは息をしていた

キティちゃんの時と同じように
全ての箇所、家の隅々までお礼をしたのが
キティだったのでダディがムーンにも同じように
今度はマミーがやってあげてー

ということで一緒にお世話になった家のお礼まわりをした
不思議と2匹とも同じ行動をとる
それぞれの部屋の隅々を目で
いつまでも覚えていようとするかのように
ゆっくりと見るのです

同じことを2匹にすることができ
心から感謝すると同時に

家、磁場、土地のエネルギーと感謝を
忘れないことを教えてくれているかのように思った

野生動物たちは自分の死に場所を選ぶ
と言われるように
彼らが選ぶところは彼らの直感と
波動を何らかで感じて選ぶのだろうー

だからこそ、この子たちを見て
学ばされる

自分の好きだった場所から家のあらゆるところまで
猫のトイレがあったところも
たくさんお世話になったねー

ありがとうートイレさん

と一緒に声をかけながら
歩いて終わる頃に

映画監督ファミリーがお別れに来てくれた

キティの時と同様にいつも応援してくれる
他にも続々ダディから連絡を受けた人たちが
ムーンを訪れたり
沖縄の大城姉とも最後の電話などをした

ムーンのお薬を含めたケアをしてくれた友人も
アニマル保護をずっとしているので
ムーンの急な今日の寄生虫展開に
ノミがいなかったことなども含め
本当に驚き、誰もが安楽死を好まない私が
出した決断をこの状態ならムーンのことを思い
誰もが決断する！
きつい決断をムーンのためによくやったと
寂しいながらも応援してくれた

でも、ムーンには明日に予定をした
安楽死を前にもう今日中に自ら
旅立つようやりとりをしたので
明日まで待つことはないと確信し
みんなにムーンにサヨナラの挨拶をしてもらっていた

気づくとその２時間の間に
訪れた人たちは皆、私たちがこの4年間
留守中にムーンの世話をしてくれた人たちだった

その最後のひとりがやっと到着し
10分も経たないうちに

お話好きのムーンが最後にどうにか
声を出そうと必死に口を開ける姿に

フェイスタイムの長男を目の前に
キティの時のようにダディの腕の中で
両サイドに私と次男
ムーンも大好きなおばちゃんたちに
見守られゆっくりと息を引き取ったのです


　


ムーンちゃん、キティ姉ちゃんと同じ１７歳の
猫生を終え心からありがとうー

たくさんのたくさんの愛をありがとう


ムーンの遺体をずっと抱き続けソファに
座りまだまだ温もりがあるムーンを
おろす気になれず何時間も抱き続けていた


その２時間後には、ロス暴動が活発に
強制外出禁止令が発令・・

ムーンの言っていたことがこんなにも早く
本当に始まったと驚いた

翌日は日曜日、アニマル火葬場がお休みのため
月曜日の朝一となりムーンは亡くなっても
家に少しでも長くいたいのねー

月曜日になっても不思議なことは
ムーンの体は全く硬くならなかった
まるで生きているかのように柔らかかった
ただ冷たいだけでまるで寝ているかのように

月曜日の朝に、ムーンが好きだった
敷地内の花やハーブのベッドに寝かせ
家族全員集合で最後にみんながゆっくりと
ムーンを抱きしめ最後のお別れをし
ゆっくりと燃え上がる炎の音を聴き

空で大きな鳴き声がし
見ると鷹が二羽飛んできて
火葬の煙突の上を円を描くように飛んでいる
そして、鷹が横にずれ太陽に向かい
飛ぶのを目で追いかけると
そこには太陽の周りに大きな虹が出始めていた


しばらくアニマル墓地で
火葬を待ち、火葬が終わり
今遺骨をまとめていますー
の案内の時に長くかかっていた虹は消えていた





すると高速で捨てられていた犬を拾い
自分の家族に迎えたというおじちゃんが
声をかけてきて

お話をし、最後にひと言


また新しい猫家族を迎え入れてあげなさい


苦笑いをする私を息子とダディが見た
なぜなら、私がもう猫は欲しくないんだ
と言っていたからである

おじちゃんはペット墓地の役員さんだった
たくさんの愛されたペットたちが
見送られるその場所をいつもチェックし
綺麗にするよう心がけそこを散歩するらしい

そうしているうちにムーンの遺骨が
戻ってきて手渡されるとおじちゃんの
犬がムーンの遺骨に興奮し、よっていった


うちの猫も散歩する犬を見るのが
好きだったので感覚的に知っているんですね
このわんちゃんの名前は？


この子の名前は、ムー！

ムー大陸のムーに
我が家のムーンに一文字違いに
思わず笑みが浮かんだ瞬間


ダディも息子も

マミー、ムーンからのメッセージだよ

と笑った。


家に到着する寸前
太陽の上にはまた虹が上がっていた

その日の夕方の夕焼けがあまりにも見事で
２階にいた息子が慌てて降りてきて


マミー、ダディ、夕焼けがものすごく綺麗だよ


雨上がりの後によく見られる
エンジェルカーテンのように
夕焼けの向こうに綺麗な天界への
道が見えるかのように見事なカーテンが見えた





映像ではその真っ赤な様子は綺麗に出なかったけど
それでも見事な赤の綺麗な空に

遺骨のムーンに向かいダディが


ムーン、本当にミラクルキャットだな
今日は1日たくさんの励ましをムーンからもらい
奇跡を見せてもらったよ



涙する私たちを笑顔にするかのように
自然との調和とともに
自然現象の中にしっかり愛を込め
私たちに見せてくれ
次元を超え、いつも心は一つであり
すぐそこにいることを教えてくれているのでした


ムーンが旅立ってから２週間が過ぎ
向こう２ヶ月の忙しいスケジュールが
どんどん入ってきたこの時を見ると
ムーンは全てお見通しだったのだと実感

そして、息子が次のステップにつき
新地で一人でムーンを亡くした悲しみに
押しつぶされないように
私もムーンを亡くし心を癒す時間を
息子たちともらえこの時間があり
ありがたいことなのだと強く思う

日々、たえることのなく花やギフトが届く
メッセージも尽きることがなく
男女問わずアメリカ人の人たちからも多く
ムーンのファンだった励まされていたと
多くのメールをもらった

私たちがいかにムーンを愛していたかわかる
その愛の存在に癒されていたという
病気や困難を乗り越えてきた人の励みや
数え切れないほどのメールをもらった
今もなお、届けられる花に囲まれるムーン

本当に本当に多くの人に愛されていた


仙人のようなメンターが幼いムーンを向けた頃に
いった言葉通りだったかもしれない


この子（ムーン）は、宇宙からの猫ね
ライトさんの動きをこの子の目を通し
全て宇宙に報告しているのね
この子の報告が終わる頃はどんな時代か？
ライトさんがどれほど成長しているか？
宇宙は全て見ているわね


彼らやムーンが希望しイメージした通りに
成長したのだろうか？
わからない〜
でも確実にムーンの遺言通り


世界に愛の大切さを伝えていくこと


愛の波動がこの地球を救うこと
それはこの星に住む一人ひとりあってこそ
だから伝え続ける


心から私たちの人生に来てくれありがとう
今でも思い出す、体中に雑草をつけ
汚れまくりの姿に綺麗な青い目の猫が
月明かりに照らされ我が家の家の中に
ボーイズを追い入っていった瞬間から

ライト家の一員となった

マミー、この子の名前はムーンね
天使の舞う丘のふもとの家の月明かりに照らされ
我が家へ来た猫だから
捨てられたかもしれないこの子が
一生光に照らされる人生になるようにこの子の名前は


　　ムーン　ライト


一生、光に照らされる人生だよ






その名以上に照らされるだけでなく
多くの人が光を受け照らされる存在で
あることを教えてくれ
多くの人や私たちの心を照らし続けた気がする


MOON Light

Love Forever

Thank you -